車を買う気もないのに車の展示会へ行って買おうかなとか思っちゃった車のセールスの話

車なんて買う気もないのに思わず買いそうになってしまった話

車を買う気もないぼくが、別の用事で展示会に行ったら思わず車を買いそうになってしまったなんてあまりないコトだと思うのでちょっと書き留めておきます。売り売りのセールスじゃないってこういうやつなんだなって感じですので良かったら何かの参考に読んでみてください。

秋は車のディーラーさんによる展示会ラッシュ

ちょっと新型の車が発表されたから車を見に行こうと言うことではなく、別のイベントで車の展示会もついでに見に行ったのですが、秋は車の展示会ラッシュらしいですね。

そんな展示会で新車が気になったわけでもなく、新車の展示の中に古いクラウンが展示されていたのですが、そのクラウンは丁寧にレストアされていて、そのクラウンをいろいろと写真を撮っていました。そうしたら営業の人だと思うのですが男性のスタッフが声をかけてくれました。

レストアされたクラウンからのセールス

レストアしたクラウンのことをいろいろと教えてくれるスタッフ

このクラウンは走行会にはエンジンがちょっと不調で出られなくて残念だったんですが、マフラーとかも丁寧に部品もないから手作業で作ったりしてたんですよって話しかけてきました。

古い車が好きなんですか?って聞かれたりいろいろと話をしていて、古い車の話やレストアしたクラウンのパーツのことや、ホワイトリボンのタイヤのこととか、クラウンの後ろのエンブレムの再生のこととかいろいろと苦労話などを教えてくれました。昔のクラウンってボディーも手曲げでこの曲線なんかたまりませんよねとか、もうホントこの人車好きなんだろうなぁって思うぐらいにいろいろと教えてくれたんですよね。

トヨタの営業

営業じゃない質問

「古い車好きということはどういう車乗ってるんですか?」という質問をされたんですが、スゴク良い質問ですよね、これ。

思わず自分の乗ってる車の車種とか答えてるわけなんですが、何を乗ってるかによってお勧めする車とか変わってくるかと思うんですが、さらにこのスタッフの方は、最近の車で興味のあるのってどんな車ですか?って聞いてくるんですよね。

車の走行距離が結構ぼくの場合は年間で数万キロ走るので、次買うならハイブリッドの車ほしいですねって話になって、荷物も載せたいしってことで今度でるC-HRなんか気にはなりますがって話になっちゃうわけです。ここで良かったら資料お持ちしますか?なんて言われるから、危うく?お願いしますって言いそうになっちゃいました(笑)

今までの会話と質問とが組み合わさった営業じゃない最強の営業トークですよね。

車の売り方もいろいろとあるけど、どうせなら気持ちよく買いたいって思いますよね

最近はモノを買うのはお店で買うんじゃなくて、人から買うって話もよくありますよね。トヨタのこのお店で買おうって言うよりも、この人からなら買ってもいいかなって思うところってあるかと思います。今回、ぼくは売り物の車じゃなくて、レストアして展示していたクラウンを写真撮ってただけなんですが、このレストアされたクラウンの話をいろいろと教えてもらって、全く車なんて買う気もなく展示会に行ってるのに、危うく車を買いそうになったわけです。

セールスって売り売りはホントにうっとおしいなぁって思うことがあると思うのですが、思わずこの人からなら買ってもいいかなって思うセールスって、やっぱり売り売りじゃないところからのスタートなのかなと思いました。ネットでもリアルでもこれって同じことだと思うので、自分もこういうセールスの仕方を心がけたいなと思います。

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